毎週日曜日、教会に出席していても、建築現場は防護のシートで覆われていますので、内部の工事がどこまで進んでいるかはなかなかわかりません。しかし、根村さんのHPによると、内部工事が着々と進められていることが分かります。
根村修建築研究室/トピックス -2
明後日22日に上棟式が行われる1階ロビーもそのためにきれいに整えられているようです。
中京教会の月報「めぐみのつゆ」755号が今日発行されました。ほぼ毎月に「教会建築委員会から」という記事が掲載されています。今月号、「その38」には、工事の進行状況と共に、懸案となっていた太陽光発電の設置が決まったこと、オルガンの選定が進んでいることなどが報告されています。
「めぐみのつゆ」は、以前は活版印刷で印刷屋さんに頼んでいたこともありますが、現在はパソコンを用いて版下をつくり、教会の印刷機で印刷するというやり方で毎月発行されています。しかし、戦後の一時期、ガリ版刷りで毎週、発行されていたことがあります。青年会の方たちが代わり合って原紙を切り、謄写版印刷されていたようで、当時の紙面は、中京教会の歴史の貴重な資料です。
今日の礼拝には、思いがけなく当時の青年会メンバーであった飛田良さんが出席されました。名中の同窓会があって名古屋に来たので、皆さんのお顔を見たいと思って・・・と、飛田さんは仮会堂での礼拝は初めてでした。「 仮会堂に入ったとたん、戦前の大会堂が空襲で焼けたあと、名古屋中学の寄宿舎の食堂で礼拝を守ったときを思い出しました。狭いところで肩寄せ合って礼拝を守ったあの部屋の雰囲気を思い出します。そこで私は洗礼を受けたのです。ここにいらっしゃる大橋さんたちとご一緒に、1946年クリスマスです。・・・それから小さい礼拝堂が出来、前の会堂ができ(1952年)、そして今、立派な会堂が建ちつつあります。神さまのお導きを感謝せずにはおられません。新しい会堂が出来たときに、また出席できるのを楽しみにしています」と話され、皆からは大きな歓迎の拍手でした。